他もやっているなら、他のことも同じく書かないと、偏向です。
記事の中で、申し訳程度に「他でも行われている」と書かれていますが、では他のことを同じように触れているかといえば、そうではない。
これが、自分たちに都合の良い事実のみを取り上げて記事にする、いわゆる「偏向記事」の典型です。
特に紙面上の朝日新聞と、ウェブ・紙面上の産経新聞が得意な手法です。
後者の記事の最後に、岩井教授のコメントがありますが、これがこの記事のすべてかつ良心です。
これまで何度となく同じようなことが行われており問題にもなっているのですから、コメントより前の記事は不要なくらいです。
同じような問題が何度起きても、何年たっても、何も変わらない。
では、変えない国会議員や政権与党を批判しなさい。
それをせず、制度の欠陥や重箱の隅をつつくような形で行われることや行われている人だけを批判しても、問題の解決にはつながりません。