「リテラシー」&「ファクトチェック」

「リテラシー」&「ファクトチェック」

現役学校教師の「literacy」&「fact check」ブログ

事実を書かないこと、両者の立場を書かないのはダメ。

​ 

 

ほぼ同じニュースですが、書く立場が違うと、読む側の印象も違うという典型ですね。

しかもどちらもツッコミどころが満載(笑

 

まず、右派代表の前者。

 ・(相変わらず)無駄な接頭語をつけて読者を煽り、敵対する者を見下す

  【例】縦横無尽に、意味不明な、論破、ばっさり、不買運動(2回目?)

 ・作家の発言自体は事実だが、内容は「予想」「想像」ばかり

 ・「論破」という過激な表現を使いながら、顛末を書いていない

  (しかも後者の記事と見比べると論破されていないのでは?)

 

そして、左派代表の後者。

 ・肝心の講演内容を(都合が悪い内容だから)一切書かない

 ・今回の講演と関係のない過去の「暴言」を掲載し「レッテル貼り」「印象操作」

 

両者に共通する点。

 ・一方的な立場からの見解しか書かれていない

 

そもそも、今回の選挙結果は、依然としてオール沖縄が優勢です。

また、以前も触れましたが、沖縄関連の問題は、さまざまな立場や事実が入り乱れ、どれが正しくどれが間違いかなど、簡単に判別できるものではありません。

それを、両者の立場に触れずに論評しようとする両者の立場は、一方的であり疑問と言わざるを得ません。

たとえ杓子定規、定型文でも、両者の立場に触れてこそ、意義のあるニュースになると思います。

 

しかし、相変わらず…

 講演した根拠については、取材に「ない。そうとしか思えないと言っただけ」と述べた。

断言口調なのに、根拠はないなんて…まともに読んだこともない2紙を批判し「つぶす」などと発言した時と、何も変わっていない。。。

放送作家もされている方ですから、冗談がお好きなのはいいのですが、政治や沖縄問題のようにデリケートな話題は、いくらオフレコでも気を付けないと…しかも指摘されたら開き直るし。。。

関係している方々も、問題の重要性と大きさをもっと自覚するべきです。