「リテラシー」&「ファクトチェック」

「リテラシー」&「ファクトチェック」

現役学校教師の「literacy」&「fact check」ブログ

「リテラシー」が低く、「フェイクニュース」「捏造」の典型例。


面白い記事なので取り上げてみます。

 

著者はあまり著名な方ではないようですが、この記事の内容を見ると、そりゃ有名にはならないだろうなと納得できる、典型的な出来です。

右派(極右)系の論客が、左派・朝日憎しという1点で仲間同士で存在や記事を取り上げ合い、いかにいい加減な論評を繰り返しているかがわかります。

 

 ・批判記事の裏付けに、対立相手(=筆者の仲間)の記者の伝聞を用いている

  (~と言われます、私が直接聞いたわけではありませんが~)

 ・批判記事の裏付けに、対立相手の記事の都合の良い部分だけを用いている

  (批判された側の立場や反論は掲載しないのでしょうか)

 ・刺激的なタイトルで読者を煽るが、内容は事実+筆者の思い込み(偏見)

  (筆者自身が事実確認をしたのはどこ?)

 ・記事に登場するメディアも、発表するメディアも、「筆者の仲間」中心

 

しかし、あの記者の書いた内容を、いまだにこうもうのみにする人がいるとは…

根も葉もない記事を書いて、裁判で敗訴しているような方ですよ?

 

「言っていることは正しいから、過去のことや専門外のことはどうでもいい」「○○よりはマトモだからいい」という考え方、そろそろやめにしませんか?