1500円×5000冊=7500000円はどこから?
政権与党が、そして政治家が、こんな仕打ちをしているなら、情けない。
しかし、特定の作者や書籍、雑誌を意図的に大量購入し、大々的に無料で配布することは、もっと情けない。
しかも、こうやって大々的に報道されてしまうなんて…
まぁ現政権が考えそうなことではありますけどね。
しかも、そのお金はどこから出たのか。
そして、大量購入したことで筆者へ入る印税は、公金による間接的な利益誘導・利益供与になるのでは?
書籍を読んでいない(タイトルを見て、読まなくてもネットニュースをリテラシーに基づいてチェックしていれば、ある程度内容は予想できるし、頷ける部分も多いと思う)ので内容については触れませんが、筆者は現政権の幹部同様、日本会議をはじめとする右派系の団体に複数所属し、過去には安倍首相を持ち上げるような書籍を数冊出版しています。
そして極め付きは、出版社が飛鳥新社で、以前このブログで触れた右派系雑誌である「月刊Hanada双書」と銘打たれている点。
本の内容を見なくても、タイトルを見なくても、偏った著作物だとわかりそうなものなのに、やっていることはあまりに平衡感覚が欠けている。
権力をもつ者とか政治家って、そんな平衡感覚が大切なのではないですか?
仮にどちらかに偏っていたとしても、それを上手に隠し、平衡感覚を上手にアピールするくらいでなくてはならないのでは?
何と言えば、表現すればいいのか…やり方が何かダサいんですよ(笑
市民との感覚のズレというか…(党としては、政権としては、ネットで大部分の意見のように見える「ネトウヨ」とは感覚が合っているからOKと思っているのかもしれませんが)
こんな党や政治家が政権を担当しているのだから、政策や言動もたかが知れています。。。